アフィリエイトマーケティング協会
第1回アフィリエイトカンファレンスレポート
去る7月12日(土)にアフィリエイトマーケティング協会主催の第1回アフィリエイトカンファレンスが開催されました。多くの方々のご出席を頂き、盛況のうちに終わらすことができました。ご出席者の方々には、この場をかりて御礼申し上げます。
さて、簡単ではありますが、当日行われたセミナーの内容をダイジェストとしてご紹介いたします(懇親会の模様もあわせて紹介させていただきます)。ご出席していただいた皆様への資料に、また、お越し頂けなかったみなさまにも少しでも内容を知ってもらえればと思い、ご用意いたしました。ぜひご覧ください。
◇主催 : アフィリエイトマーケティング協会
◇開催日時 : 2003年7月12日(土) 14:30〜16:30
◇開催場所 : 豊島区立生活産業プラザ

■14:30〜 開始・ご挨拶
パソconeco運営 柴田
アフィリエイトマーケティング協会を設立するに至ったきっかけは、アフィリエイトプログラムの重要な担い手であるアフィリエイトサイトが、これまでプログラムへ消極的な関わりしかしてこなかったという認識にあります。アフィリエイトプログラムというのはECサイト、アフィリエイトASP、そしてアフィリエイトサイトの3者が協力してはじめて発展してゆくものです。これまで関わり方の浅かったアフィリエイトサイトの立場からプログラムを発展させてゆくための活動をしようというのが協会の趣旨です。協会の今後の活動には様々な可能性があります。アフィリエイトサイト間の情報交換の場を提供したり、ASPとの対話を深めたり、またはECサイトと一緒になって成果を一層あげるような取り組み方についてディスカッションしたりと、実行してゆきたいことはたくさんあります。設立カンファレンスに集まっていただいた、意識の高いアフィリエイトサイトの方々と一緒になってこの協会を盛り上げ、そして日本におけるアフィリエイトプログラムの発展に寄与できればと思います。
■14:40〜 アフィリエイトプログラムの現状と将来
日本のアフィリエイトプログラムの将来像を、米国のアフィリエイトマネージャーへのアンケートから得た数字をもとに予測。今後のアフィリエイトとアフィリエイトプログラムのあり方を提案する。
「アフィリエイトマーケティングの先進国には、第三者の設立による業界横断的な団体が幾つかある。例えば、International Affiliate Marketing Association (本部英国)は、毎年、船上サミットをマイアミを基点に開催しており、今年は4年目である。当協会もこのような先達の軌跡を追って行きたい。フォレストリサーチの調査によると、2005年には、アメリカの場合、e-コマースの20%がアフィリエイトプログラムを通したものになると言う。日本では揺籃期を脱して、今、第二のブームと云われつつあるが、アフィリエイト総数は10万を超え、マーチャントも、2000社を超えている。更に、楽天・キュリオシティなどのショッピングモールも積極的にアフィリエイトプログラムを導入する事によって、モールの活性化を計っている。しかし、アフィリエイトになったからといって、すぐにお金が稼げるものではなく、協会としては、啓蒙活動を通じて、底辺を広げ、プログラムの更なる発展ををうながしていきたい。」(石川)
■15:10〜 ASP比較研究
国内の6つの主要ASP(Affiliate Servive Provider)の機能やサービスを紹介。その使い勝手の良し悪しを利用者の率直な観点から指摘。
「現在の国内アフィリエイトの中心であるASP各社の機能やサービス内容について各社のレポート機能を中心に、付加機能やバナーの表示速度など利用者(アフィリエイトサイト運営者)の視点で比較。各社のサービス・機能の優れている点及び改善を求めたい点をアフィリエイト初心者と利用頻度の高い運営者両方の視点で紹介しました。」(猪鼻)
■15:50〜 アフィリエイト事例紹介1−企業からのアフィリエイト−
パソconeco運営 柴田
パソconecoを事例に、企業としてのアフィリエイト・プログラムの取り組み方や数字から分析する売上向上のための方法論などを紹介。
「企業としてアフィリエイトに取り組んでいる事例としてパソコン関連商品の検索・比較サイトである「パソconeco」について紹介しました。ASPやECサイトとの連携、実績の分析手法などアフィリエイトで実績をあげるためにどのようなことを実行しているかについて説明。また日々アフィリエイトサイトを運営している立場から、現状のアフィリエイトの仕組みについてどこに問題を感じるか説明しました。」(柴田)
■16:10〜 アフィリエイト事例紹介2−個人からのアフィリエイト−
実際にアフィリエイト・プログラムで著しい成果を上げている3人のアフィリエイトが、売上を伸ばすにあたって工夫している点や苦労している点など具体例をあげながら披露。
「最後のパートは、ちょっと目線を下げて、個人でアフィリエイトに取り組んでいるサイト運営者の“本音”トーク。「金策冒険家エイジの億万長者への路」は、最近Amazonからのコミッションが増え始めた理由をこう語った。「どうせ本を買うなら“エイジさん”のところ経由で買ってあげよう・・・そんなありがたい読者の方が増えたことが理由です」─毎週発行されるエイジ氏のメールマガジンは、確かにそんな気持ちを起こさせる力があるのかもしれない。悩みドットジェイピーでは、SEOを重視し、例えばフットケア関連製品を紹介するページであれば単に「フットケア」だけでなく、もう一段階絞り込んで「足のむくみ・疲れ・冷え」の対策といったようにキーワードを設定するよう工夫しているという。やや時間が押していた中で、サイト更新頻度、今後のサイト運営ビジョンなど足早に語った。」(和田)
■16:30〜 閉会のご挨拶
アフィリエイトマーケティング協会を設立するに至ったきっかけは、アフィリエイトプログラムの重要な担い手であるアフィリエイトサイトが、これまでプログラムへ消極的な関わりしかしてこなかったという認識にあります。アフィリエイトプログラムというのはECサイト、アフィリエイトASP、そしてアフィリエイトサイトの3者が協力してはじめて発展してゆくものです。これまで関わり方の浅かったアフィリエイトサイトの立場からプログラムを発展させてゆくための活動をしようというのが協会の趣旨です。協会の今後の活動には様々な可能性があります。アフィリエイトサイト間の情報交換の場を提供したり、ASPとの対話を深めたり、またはECサイトと一緒になって成果を一層あげるような取り組み方についてディスカッションしたりと、実行してゆきたいことはたくさんあります。設立カンファレンスに集まっていただいた、意識の高いアフィリエイトサイトの方々と一緒になってこの協会を盛り上げ、そして日本におけるアフィリエイトプログラムの発展に寄与できればと思います。

懇親会も大賑わい
カンファレンス終了後たくさんの方々に懇親会へ参加していただきありがとうございました。懇親会では初対面でも気軽に話ができる雰囲気が出来上がり、和気あいあいと名刺交換や情報交換に花が咲いてあっという間の2時間でした。新しい交流が生まれ人脈作りにも貢献でき準備委員会としてもとても感激しております。
素材提供:Abi-Station
「あれ?自分の席はどこだっけ?」というぐらい活発に席を移動している方でいっぱい。みなさん「アフィリエイト・プログラム」という共通な話題があるので自然と話が弾みます。
ハイ!チーズ!
カンファレンスではみなさん緊張していたのかな?懇親会では笑い声が絶えなかったですね。