第10回アフィリエイト・カンファレンスレポート(2010年12月4日)
前日の強風と激しい雨が嘘のように晴れた空の下、東京三田の会場で、記念すべき第10回アフィリエイトカンファレンスが開催されました。
会場に最初に入場してきたのは、ビギナーズクラブの一同。ランチと共に受付も済ませてあるので、受付を通り抜けて、ささっと会場へ。その後、続々と 参加者が来場、200人が入る会場は開始時間前に埋まりました。座席に置かれたバッグには、試供品や出席者限定の特別オファーの数々も…。
今回初の試みはUsteramでの中継。Twitterでのつぶやき(ハッシュタグは#ACON2010)と共に、会場へ来られない方たちにも、リアルタイムでカンファレンスの内容を伝えました。
その中継をはじめとする裏方のボランティアスタッフ、そしてパネラーやプレゼンターとして、アフィリエイター、ASP、EC三者が活躍、カンファレンスを支えていただきました。
◇主催 NPO法人アフィリエイトマーケティング協会

◇協賛
【ゴールドスポンサー】
 アライドアーキテクツ株式会社
 インタセクト・コミュニケーションズ株式会社
 株式会社フォーイット
【シルバースポンサー】
 株式会社千趣会
 株式会社エスプリライン
 ネットラピュタ株式会社
 株式会社ピュア・メディカル
 株式会社学文社
 株式会社興和堂
 株式会社ニッセン
 森下仁丹株式会社
【後援】
 日本アフィリエイト・サービス協会

◇開催日時 2010年12月4日(土)13:55〜16:35
◇開催場所 ベルサール三田
【第一部】 カンファレンス10回を振り返る&将来展望
      〜「ソーシャル・コマース」時代の到来〜
≪発表者≫
協会 副理事長 森本光昭

『カンファレンス10回を振り返る&将来展望』 (PDF)
10分という短い時間でしたので、「キーワードはソーシャルコマース(social commerce)」と、冒頭に結論を述べてから話をスタート。
カンファレンスと協会の歴史に、インターネットの各時代のパラダイムを重ねてさっと振り返ると、話のポイントは現在から未来へと向けられました。 ここ一、二年のトピックはiPhoneをはじめとする「スマートフォン」、TwitterやFacebookなどの「ソーシャルメディア」、SEOに代わって注目を集める「SMO」(Social Media Optimization=ソーシャルメディア最適化)。
今後の注目のキーワードは2つ。
ひとつは「ローカル広告」です。スマートフォンなど位置情報を発信できる端末の普及により、「いま」、「この場所」というローカルな、さらには「あなた」というパーソナリティに合わせたリアル店舗の情報など、ピンポイントの広告手法が伸びていくのではないかと予測。
もうひとつの、そして最も注目されるキーワードは「ソーシャルコマース」。この概念を説明するにあたり、注目されるキーワードがさらに2つ。ひとつは 「ソーシャルグラフ(social graph=人間関係図)」です。たとえばミクシィならマイミク、Twitterなら相互フォローしている、互いに信頼しあっている人間関係。そしてそこ に発生するコミュニケーションが、ふたつめのキーワード「ソーシャルコミュニケーション(social communication=人間同士の対話)です。
今回のアフィリエイトカンファレンスの講演のテーマである「フラッシュ・マーケティング」は、割引価格や特典がついたクーポンなどをたとえば24時間と いった短時間限定でインターネット上で販売する手法ですが、24時間過ぎれば、商品はもう手に入りません。買い手が短時間にその情報を獲得する手段は Twitterなどを介したソーシャルコミュケーションです。そして「フラッシュ・マーケティング」のような、ソーシャルコミュニケーションでの広がりに よってマーケティングが行われる商売が「ソーシャルコマース」。
このソーシャルコマースに関して、購買行動という観点からもスポットを当ててみると、まずWeb1.0時代の購買行動は、Attention(認知)、 Interest(関心)、Desire(欲求)、Memory(記憶)、Action(購入)の「AIDMA(アイドマ)」でした。Web2.0時代は Attention(認知)、Interest(関心)、Search(検索)、Action(購入)、Share(共有)の「AISAS(アイサ ス)」。
これがWeb3.0においては、Social、Action(購入)、Share(共有)」の「SAS(サス)」になるのではないかという仮説を立てています。
その時代が来たときにアフィリエイターは、ECは、ASPはどう動くべきか、いまから考えて動くべきではないでしょうか。
【調査】
アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2010
≪発表者≫
協会 理事 野崎雷太

今年も、恒例となったアフィリエイトマーケティング協会の会員及びアフィリエイトASPの会員に対して実施するASP満足度調査が行われました。
今回の調査方法は、共通設問とASPごとの設問を用意、初めての回答時は全問に応えますが、別のASPからの案内に従って回答する際は、共通設問は自動的 に飛ばして、ASPごとの設問だけに回答できるスタイル。ASPからのメールマガジンやサイトでの告知に反応して行動する、比較的アクティブなアフィリエ イターから1514サンプルの回答が集まりました。
今回は時間の都合上、いくつかの興味深い分析結果をピックアップしての発表です。
「アフィリエイト経験年数とその収入状況の関係について」見ると、1年未満のアフィリエイターにおいては「1,000円未満」が70%と、2007年デー タと同じ割合でした。しばしば「いまから始めても稼げない」と考えられがちですが、10万円以上稼いでいる人の割合を見ると、1年以上2年未満で 「8%」、2年以上3年未満で「14%」…と、後から始めた人でも稼げいている人はしっかり稼げていることがわかります。
収入状況とASPの利用状況を見ると、収入はない人が利用しているASPの数は平均2.3社、100万円以上の収入がある人は平均6.9社と、収入が増えるにつれて、利用ASPの数が増えていることがわかります。
収入状況と、ASPに求めるものを見ると、収入が少ない層が求めているのは「報酬支払額の低額化」が多く、月3万円以上の収入がある層は「問い合わせにすばやく対応するサポート体制」を求めています。
満足度の高いASP1位から3位をたずねた質問において、最も多くの人が1位に選んだASPは「エーハチネット」。支持する理由としては「提携できる広告の多さ」や「管理画面の機能・使いやすさ」が多く、収入状況がいずれの層においても、一定以上の支持を得ています。
、その他のASPの1位に選ばれた理由としては、リンクシェアは知名度の高いECサイトや1円からの支払いなどが上げられ、楽天アフィリエイトは自分自身 の利用頻度の高さや楽天ポイント、バリューコマースは参加しているECの質の高さ、アフィリエイトBは担当者の対応などが理由として上げられました。ま た、「アクセストレード」や「Affiliate-B」は、収入の多い属性で上位に位置づけられる傾向にあり、最も満足度の高いASPを 「Affiliate-B」に選んだ人の理由としては、「振込手数料が差し引かれない」「支払のタイミングが早い」などのアフィリエイト報酬に関するサー ビス内容を評価する回答が多く、また、「問合せに対するスピードが速い」「アフィリエイターに提供される情報の質が高い」など、アフィリエイターに対する サポートを評価する回答も多く見られました。
逆に最も課題や要望の多いと思うASPのトップは楽天アフィリエイトで、理由としては楽天ポイントでの支払いや成果報酬の料率の低さなどが上げられていま す。その他のASPでは、全体的に「管理画面が使いにくい」、「メール問合せの対応が遅い」などが理由として上げられました。 アフィリエイトのためのTwitter利用についてたずねた設問では、「利用したことがなく、 今後も利用しない」が40%と最も多い回答でした。
「クーポッド、ピク、カウポンなどに代表されるクーポン共同購入サービス (通称:フラッシュ・マーケティング)」の認知度は、ことばの認知は55%と高く、主にスマートフォンユーザーであるORIMOプレミアムモニターを対象 にした調査では認知度は約50%で、IT感度の高いユーザー対象ゆえに高い結果と言われていましたが、それに比べても高い認知度であり、アフィリエイター のIT感度の高さがわかります。
アフィリエイトに費やす時間のうち、何に最も時間を費やしているかたずねた設問においては、どの属性でもサイトの更新が一番でしたが、収入が多い層においては、新規のサイト企画・作成に費やしている時間が多いという回答が多く見られました。
2011年のアフィリエイト業界の展望について「ずばり一言で!」とたずねたところ、悲観的なキーワードは例年通り多かったのですが、「Google」の 存在感が増すことへの警戒感や不安感を感じている人も多いようです。昨年よりも多く思われたのが、不況にもってこいの副業として、アフィリエイターの増加 を予測するキーワードでした。そんな中、「信頼とつながり」「ビジネスとして捉える人のみが稼げる時代に」など、アフィリエイト活動の質の向上を意識した キーワード、アフィリエイト業界に対する良くないイメージを嘆くキーワードや不正の撲滅を願うキーワードも多く見られました。
その他、アフィリエイト業界に対するプラスのキーワードとしては、「飛躍」「躍進」、「まだまだ黎明期」などさまざまでした。
講演「フラッシュ・マーケティングの将来」
フラッシュ・マーケティングについての最新情報の講演
グルーポン・ジャパン株式会社
執行役員 WEBマーケティング本部長兼事業開発本部長
野田 臣吾 様


グルーポンはフラッシュ・マーケティングの代名詞ともなっている代表的会社です。日本で本格稼動して、まだ数ヶ月であるにも関わらず、ここまで成長、話題になったその経緯、今後の展望について、執行役員である野田氏にお話いただきました。

フラッシュ・マーケティングとは

グルーポンは、地域ごとに1日1店舗1クーポン限定でお得な情報を紹介する共同購入型割引クーポン販売サイトです。24時間限定のカウントダウンや、残り人数のリアルタイム表示が、テレビショッピング同様のあおりとなって、ショッピングの楽しみを盛り上げます。
購入者数が一定に達すると、販売者全員が大幅割引のクーポンを取得できるという仕組みが特徴でしたが、最近グルーポンでは、「最低購入数」の制限をやめ、一人目から有効にしています。それは会員数が増えて、すぐに最低購入数を超えるため、制限の必要がなくなったからです。
いままでE-Commerceと言うと物販が多かったのですが、フラッシュ・マーケティングでは、飲食店や美容院、エステなどサービスが多いことも特徴です。

史上最速の成長企業、グルーポングループ

グルーポングループは、2008年11月にアメリカで生まれ、ちょうど2年経ったところです。
グループは、ネット企業にあまりなじみのないシカゴという地から生まれて、いきなりソーシャルコマースの一翼を担う形になりました。最初はたぶんローカル 広告で、町の上質な店舗を取り上げると、なぜかいきなりお客さんが押し寄せるようになることから、口コミが起こっていったのではないでしょうか。
特に話題になったのが、GAPディールです。アメリカ全国一律で50$分の商品券を半額で売ったのですが、1日でなんと44万5千人が購入、売上は約9億円にも上りました。
グルーポングループはしばしば史上最速の成長企業として紹介されています。売上高が10億ドルに到達するまでのスピードを比べたグラフで見ると、グーグルやアップルと比べてもかなりの速さです。
アメリカで設立しましたが、現在は35カ国300都市以上で展開、ヨーロッパや中南米でも広くサービス展開しています。アジアはまだ少なく、長らく日本にしかありませんでしたが、最近、シンガポール、香港での展開も決まりました。
アメリカとカナダ以外は、すべて今年2010年1月以降に、同じようなビジネスモデルの会社を企業買収して、グループは成長してきました。日本の場合も、 元々は全く資本関係のなかった事前購入型クーポンサイト、今年6月設立、7月にサービスインした「Q:pod(クーポッド)」を早くも8月に買収、グルー ポン・ジャパンとしてスタートさせました。
現在、日本では54エリアで展開、グルーポン・ジャパンの社員数はすでに五百人を超えています。グルーポンはグーグルのようなテクノロジーの企業と、営業 に非常に強いリクルートのような企業が合体したような企業です。日本全国を網羅的に、しかも飲食店のみならず、美容系など全ジャンルをカバーしているの で、かなりの営業の人数が必要です。
グルーポン・ジャパンのサービス開始からの割引総額、これは販売枚数と直結した数字ですが、他社にかなり差をつけて圧倒的に多くなっています。

店舗側にとってのフラッシュ・マーケティング

では店舗から見て、このサービスは本当に効果があるのでしょうか。
グルーポンで扱うのは、低下の50%以上割り引いた商品です。さらにそこからグルーポンが利益をシェアさせていただくので、店舗の見入りは大変少なくなっ てしまいます。しかし、そのコストは、これまでチラシや飲食店検索サイトなどに使っていた新規顧客獲得のマーケティング費用と比べて考えるべきでしょう。
フラッシュ・マーケティングの肝は前払いという点にあります。サービス業の場合、これまではお金の支払いは店でサービスを受けた後でした。クーポンとはいえ、前払いというスタイルはこれまでにありませんでした。
前払いであることから、確実に来店いただけるお客様にしか広告費用が発生しません。既存メディアのように店のサイト、店のページへの集客ではなく、店舗に集客できる点が画期的です。
サイト閲覧者はいわゆるF1層、20〜30代が7割で、年収は600万円以上が65%で、年収水準はかなり高めです。割引ということで、安いものを好む客 が集まってくるのではないかと思われがちですが、サイトに集まる層は、扱っている内容によって決まると考えています。女性が多いのは最近、美容系が多かっ たためであり、高収入層が集まるのは、その層がふだん使っているサービスや使ってみたいサービスを半額提供しているからです。
フラッシュ・マーケティングの集客・送客レバレッジは、従来型メディアとはかなり異なります。従来型メディアでたとえば月間1000万人の来訪者があった としても、20万店舗の情報が掲載されていたなら、単純計算すれば、1店舗当たり月間平均50人にしか露出できません。これに対してフラッシュ・マーケ ティングの場合は、エリアを細分化、さらに時間を短く刻んでいます。これまでの広告なら掲載期間は1ヶ月とか、1週間といった単位になりますが、1日単位 での掲載です。1エリア数万人に対して、1日1店舗だけを露出します。
メールマガジンは、フラッシュ・マーケティングを実現する重要な要素です。毎日毎日メールマガジンを出せるメディアはそうありません。それが可能なのは大 幅ディスカウントができていて、ローカルな情報でお客様にとって、いつでも手が届くような情報であり、コンテンツとして一人歩きできるくらいの強さがある からです。だから毎日送っても、そんなに解除されません。
1エリア数万人必要ですが、逆に人数が多すぎると、店のキャパを越えた集客になってしまい、そのバランスは難しいところですが…。
ソーシャルメディアとの連動も欠かせません。TwitterやFacebookといったメディアがなかった時代、ソーシャルインフラができあがってなかった時代には、フラッシュ・マーケティングは難しかったかなと思います。

フラッシュ・マーケティングの将来

フラッシュ・マーケティングを行っているサイトは既に百サイト以上あり、一消費者としてどれを見ればいいのか迷います。そんな中、フラッシュ・マーケティ ングの比較サイト、集約サイトもできています。グルーポン・ジャパンもそういった大手メディアなどとは、会員登録と購入それぞれを成果とした形で、連携を 行っています。まだ個人アフィリエイター向けにアフィリエイト・プログラムを提供できる段階には至っていませんが、今後はそれも考えて行きたいと思いま す。
今後のサービスの新たな展開としては、2つあります。
ひとつはパーソナライズ。現在、24時間、日本全国で54エリアに分けて、1エリア数万人に対して、1店舗を集中露出していますが、この人数が多くなりす ぎると、店舗のキャパを超えてしまいます。エリアを分けたり、時間を短くするという方向性もありますが、アメリカのグルーポンでは、パーソナライズ、たと えば趣味志向や購買履歴に基づいて最適な情報を届ける方向で進めています。たとえば同じ渋谷エリアでレストランとエステのクーポンがあったら、単純に分け れば男性にはレストラン、女性にはエステの情報を届けるといった方法です。
もうひとつはグルーポンショップ。これまで24時間の掲載後、その店舗の情報は過去のクーポンのリストに埋もれてしまいました。グルーポンショップは、グ ルーポンのサイト内に店舗ページを作成、そこでクーポン販売を行えるようにします。メールマガジンなどでの露出はありませんが、別の仕組みは用意していま す。クーポンお買い上げのお客様に対して「「ご利用ありがとうございました。店はいかがでしたか? ファンになりませんか?」というメールを送り、お客様 がファン登録すると、店舗ページを通じてコミュニケーションが取れます。
また、個人的な予想ですが、今後はソーシャルグラフの概念を取り入れて、たとえば自分の友達はどこの店のファンなのかを見られるといった、ソーシャルの機能も追加されていくのではないかと考えています。
なお、「フラッシュ・マーケティング」と言う言葉は消費者からわかりにくい言葉ではないかと思っています。「グルーポン系サービス」と言われたり、「共同 購入型割引クーポン販売」とも言われますが、どれもあまりわかりやすくはないと感じます。もっとこのサービスをわかりやすく訴求できる言葉があればいいな と思っており、ぜひ、みなさんのお知恵もお借りしたいと思います。
【第二部】
アフィリエイトASPパネルディスカッション

≪パネラー≫
株式会社インタースペース アクセストレード
PCアフィリエイト事業部 パートナーセールスグループリーダー
高森 功夫氏

バリューコマース株式会社 バリューコマース
ストラテジー アンド マーケティング部サービスプロモーションチーム
バイスプレジデント
深谷 良孝氏

株式会社ファンコミュニケーションズ A8.net
A8事業部コンサルティング部メディア課マネージャー
伊藤 篤史氏

株式会社フォーイット アフィリエイトB
第3アカウントグループ リーダー
星川  勝義氏

リンクシェア・ジャパン株式会社 トラフィックゲート
執行役員 営業本部 副本部長 兼 TG営業部 部長 兼 関西アカウントプランニンググループマネージャー 兼 第2アカウントプランニンググループマネージャー
八木 正夫氏

リンクシェア・ジャパン株式会社 リンクシェア
執行役員 営業本部 副本部長 兼 メディア部 部長
下 浩子氏

≪モデレータ≫
協会 理事長 柴田健一

ASP各社をパネラーに、アフィリエイトの現状、今後について、本音のディスカッションをしていただくべく、UStreamでも音声をカットさせていただきました。会場からの質問も交えて、公開できる一部回答をご紹介します。

Q:今年もっとも伸びた広告またはモノは?

「イーモ脱毛器」、「白髪染め」などニッチながら爆発した商品がありました。
フラッシュ・マーケティングはプログラム数も急増、巨額の報酬を得ている成功事例も出ているそうです。医療系求人、エコポイント関係なども時代を反映した案件でしょう。

Q:月間10万円以上稼いでいるサイトの割合は?

割合で考えると、母数を登録サイト数にするか、稼動サイト数にするかといった問題もあり、難しい設問だったようです。そのため割合ではなく「数百サイト」というお答えもありましたが、総じて多かった答えは数%でした。

Q:月間100万円以上稼いでいるサイトの数は?

各ASPが数十から百前後の数字を上げました。コンプレックス系のキーワードなどで、絞り込んだ、エッジの効いたサイトが検索エンジンに強く、大きく稼いでいるとのことです。

Q:初心者が成果をあげるヒントを一言

非常に具体的な話としては、料率は低いものの、コンバージョン率が高い「楽天アフィリエイト」のおすすめがありました。また自己購入は、購入金額以上の報酬が得られる案件などもありますし、購入後のレビューで売れるので初心者におすすめです。
「専門性」や「トレンドに敏感になってユーザーのニーズにマッチさせる」ことなどもぜひ実行してください。
「継続」はお二方が挙げたキーワードであり、売れるまで待てずにやめてしまうのは本当にもったいないことです。

Q:これから伸びると思うアフィリエイトの分野は?

やはり注目はスマートフォン、中でもスマートフォンアプリは、具体的にどう売上に結びつけるかは見えていませんが、利用が急拡大しており、上手に活用すべきツールとして注目株です。
また、リワード広告もキーワードとして出てきました。リワード広告とはアフィリエイト報酬の一部をユーザーに還元するもので、ゲームでは、ゲーム内の通貨やアイテムの形で還元されています。モバゲータウンなどがその一例です。
フラッシュ・マーケティングや美容系は来年も引き続き伸びる分野だと思われます。テレビ通販も単品でプッシュする方法で大きく売上を伸ばせます。

Q:twitter経由のアフィリエイトは今後大きくなると思うか?

YES、NO半々に分かれました。
ただ、その内容を聞いてみると、Twitterをメディアとして、直接アフィリエイトをする方法はスパムチックになったり、管理が効かないなどの理由で懐 疑的なNO派、一方、自分のサイトへの集客方法としてTwitterを利用することに未来を見出すYES派があり、必ずしもYES派とNO派が正反対の意 見というわけではなさそうでした。

Q:ポイントサイトはもっと伸びる?

答は全員YES。
ただしクレジットカード会社など会員の本人認証がしっかりしているところなど、BtoBの橋渡し的な案件によって、売上が伸びている面も大きいようです。

Q:情報商材系アフィリエイトへの対応は?

不当な情報商材系ECは除外していると答えられたASP、情報商材系アフィリエイターは除外していると答えられたASP、いろいろなお答えがありました。

Q:キャンセル、成果非承認の原因と対策は?

ひとつの原因として上げられたのが、複数ASP使っているケースです。それぞれのASPで成果が上がった記録が出ますが、実際の売上は1つであるため、その他は非承認されます。
また高い報酬を出そうと、成果地点を高くしてしまった場合も、非承認が増えます。これに関しては、ASP側でECにコンサルを行い、適切な成果地点を設定してもらうようにしているそうです。
登録系成果の場合の入力不備によるキャンセルに関しては、広告主側の登録フォームやランディングページの改善を進めます。またアフィリエイトサイト側で登録について詳しく説明をするなどして、キャンセル率を下げる工夫もできます。

Q:海外でのアフィリエイトのトレンドは?日本への影響は?

アメリカの成功事例としてリンクシェアの下さんが紹介したのが「SHOPSTYLE.COM (http://www.shopstyle.com /)」。ソーシャルショッピングの仕組みです。日本にも既に上陸済みのようです。(http://www.shopstyle.co.jp/)

Q:YahooにGoogleの検索エンジンが導入されたことの影響は各社どうでしょう?

全体的には追い風のようです。ただ、統一されたことにより、手法がみんな同じになり、上位争いが激化する模様。

Q:月間100万円以上報酬を上げているサイトの特徴は?

クレジットカード会社などの法人ポイントサイトなどは、やはり各ASPの上位にいるようです。どかんと稼げるのは昔から変わらぬ金融系。
旅行分野に強いバリューコマースの場合は、旅行専門アフィリエイターが多いとのこと。
アクセストレードからは、単価は小さいものの数で稼げるオンラインゲームの無料会員登録で稼いでいる例などが上げられました。
アフィリエイトBでは単価の高いプログラムで、多数のサイトで稼いでいるアフィリエイターが多いとのことでした。

Q:アフィリエイト広告のスマートフォン対応は?

各ASPが考えてはいるものの、EC側の対応が遅れていることのほうが問題のようです。